津具 古町高山

つぐしん

2012年03月12日 18:01

昨日3月11日の映画「うまれる」の日の午前は、久しぶりに山に登ってきました。
津具の山で残った2つのうち「古町高山」へ・・・歩数を稼ぐために家から歩いて。ちなみに登山口までは家から30分です。



どこから見ても丸い古町高山。昨年末ごろ車3~4台でこの山を登りに来たというグループを見かけました。グリーンパークの東にある「丸山」と同じで途中は急な登りが予想されます。登山口は広域農道の笹暮もみじ街道沿いにあり、近くの路肩には車が止められるスペースがあります。



白いコンクリート舗装を登ると42番の鉄塔があり、その足元にこれから先の道のヒント(赤い矢印が示す看板)があります。実はこの看板に気が付いたのは帰り道でのことでした。



このヒントを読んでおけば不安になることなく登れたのですが、気が付かなかったばかりにどこで曲がるか不安なまま鉄塔巡視路を歩くことになりました。RPGなどにある村人のヒントを得たか否かに近い感覚があります。



白いコンクリート舗装の道はまもなく終わり、右手の林の中を抜ければ巡視路に出会います。鉄塔の巡視路は作業員の方がよく歩いているのかしっかり踏まれています。何番の鉄塔で曲がるか不安でしたが、まっすぐ進んでいくと39番鉄塔の入り口に案内看板がありました。



ここから山の斜面の道を斜めにジグザグに登っていきます。何度か方向を変え上っていくと頂上のふくらみが近くなったところで左に曲がるように表示が出ています。正面の道を横切るようにおかれた木も直進しないよう知らせる意図的なものかもしれません。テープは巻かれて時間がたっているようなので今後もあるかどうかは保障できませんが・・・。



薄い道を頂上の東の肩に登ると麓から見えていた頂上の広がりが実感できるようになります。思ったより東西に長く逆に南北に細い頂上です。



ちなみに頂上の案内は西の肩にあります。



眺望は期待できない古町高山ですが、この季節かろうじて葉を落とした広葉樹林の向こうに津具の集落や南アルプスの山が見えました。木が茂ると見えなくなってしまいそうです。





木々の隙間からはキツツキがコツコツと仕事をしている姿が見えました。登山口から40分程度、久しぶりに歩けて気持ちよかったのです。
いよいよ津具の山も、残すところ天狗棚~1200高地となりました。

帰り道ですが、山頂の平らな部分から降りるところがわかりにくいので注意が必要です。登りにどう上がったか周囲の様子をしっかり確認しておいてください。テープ類はありますが古いもの新しいものが混在しています。決して大きくはない山ですが地形にも特徴もない山なので道迷いしないように気をつけて、くれぐれも油断せず登ってください。

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