今日は近くの老人クラブの集まりに読んでいただき、話をしてきました。
先日のロコモ予防教室でも話したのですが、在宅看取りやロコモ予防教室などを通しての津具で感じたことのまとめになります。地域を支えるスタッフを大切にしてほしいこと、横のつながりを大切に元気に生きていくこと、腹をくくって歳を重ねてほしいことなど、今後ここで老いても暮らして生きたい方へのお願いというかエールになります。テレビ局のディレクター曰く「卒論」と、確かにそのとおりです。
今の日本の平均と比べて40年以上も高齢化の進んだ地域なのですから、いまさら20年も前と同じようなことを追いかけてやっているようではダメです。逆に若い人がいないならないなりにやっていくよう地域の人が腹をくくる必要があると思います。頑張って地域の人たちが輝いていけば、それに魅かれて若い人たちもくる人が出てくるのではと思います。仕事があっても家があってもここに住む(働く)魅力がなければ次の世代は戻ってきません。地域の人たち自身がここで生きている魅力になってほしいと思うのです。そのなかにはこれから一段と高齢化が進むこの国の未来へのヒントもきっとあるのではないでしょうか。
地域の人たちはとても熱心に話を聴いてくれました。去り行く者への思いもあるかもしれませんが、支えて頂けていることが誰の顔を見てもよく分かります。こんな形でここを去ることは申し訳ないと思うのですが、しかしここまで思いを伝えていけることができて、本当に悔いはないと思っています。離れてもこの地域は応援していきたい。どうか今後も元気に頑張って生きてくださいと願うばかりです。
今回お声をかけていただき感謝します。ありがとうございました。