「キャッチ」放映

診療所医師およびそれに伴う地域の動きが中京テレビ「キャッチ」で放映されました。
大切なのは医療が続いていくことです。そのためには数年毎に替わって行く医師が孤軍奮闘するだけでは前に進みません。「いい医者が来てくれた」だけでは、そのうちに高齢化は進み地域は限界を迎えてしまいます。医師や首長が変わるくらいで吹っ飛ばない、そして地域を支えていく医療を作っていくためには、地域みんなで自ら頑張っていくしかないのだと思います。
5年(非常勤を入れれば7年半)という期間は、ここを去っていく医師が言うのは申し訳ないのですが、私の思っていた以上に地域の人たちは取り組みに応けて頂いたと思います。今後の診療体制と言う意味では地域にご迷惑をおかけしますが、もっと大きなものを地域の皆さんが自ら手に入れた、その先に今後の地域が続いていってほしいと願うばかりです。

「キャッチ」放映

最後のアナウンサーのコメントが、外から見るとこういう形に伝わるのかとふと思いました。今後につながる形でのテレビ放映に感謝します。
地域に対する申し訳なさはありますが、悔いはありません。ここで学んだことを胸に次の赴任地に向かいたいと思います。


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この記事へのコメント
初めまして。
長野の飯田市に住んでる者です。

数か月前からこちらのブログや東栄病院、新城市民病院の先生のブログを興味深く拝見させてもらってます。

昨夜のNHKドラマ「極北ラプソディ」を観まして、ブログで書かれてる地域医療の大変さを改めて実感しましたし、共通する点も多かったように感じました。地方に住んでる者の1人としてひとごとでは全然ないと思いました。

最後に
医療関係者は特に体が資本だと思いますので、体調に気をつけて新しい勤務地でも頑張ってください。
Posted by 飯田市民 at 2013年03月21日 22:04
飯田市民さま
コメントありがとうございます。飯田は買い物圏内でよくお世話になりました。先日も講演会を聞きに行きましたが、長野県の方の医療に対する意識の高さに感心しました。
今はインターネットの世の中ですし、どこでも情報は手に入ります。私もこの地域との縁が切れるわけではありませんし、北海道も含め程度の差はあれ元は同じかもしれません。その意味ではぜひ一緒に前向きに進めたらいいなあと思う次第です。応援していただきありがとうございます。頑張っていきましょう。
Posted by つぐしんつぐしん at 2013年03月22日 20:24
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