お盆からたるんだ体に鞭打つために、久しぶりに山に登ってきました。
奥三河以外にも行ってみようと思い、地形図を持っている山の中から大川入山(1907m)を選びました。
朝7:30、治部坂のスキー場に車を止めてから出発しました。
治部坂の峠からは大川入山は見えませんが、その手前にある横岳がどっしり構えています。
横岳への登り途中からこれから登る大川入山が見えてきました。遠い?、近い?、その感覚も久しぶりでどこかに行ってしまいました。横岳まで1時間程度の登りが続きますが、途中からは浪合の村の向こうに南アルプスも見えてきます。
横岳通過。ここから最後の登りまでは稜線歩きになります。どうしても県民の森と比べてしまうのですが距離の割りに楽でした。何しろ遠くまで広がる景色と心地よい風とが、距離による疲れを紛らわしてくれます。
大川入山もだいぶん近づいてきました。あと手前の谷をこえればあの緑の草原にたどり着けそうです。かなり斜面が急に見えますが・・・。実際に最後の登りはかなり厳しく、ここまでの稜線歩きが意外に楽だった分、最後の登りは結構足腰に堪えました。
頂上には二等三角点。
北に見えるのは中央アルプス空木岳。
左のほうには御岳・乗鞍・穂高も見えました。
飯田の街並みの向こうには仙丈岳。
今日は富士山こそ見えませんでしたが、南アルプスの山もよく見えました。
今日の宝物は頂上が見えたときのこの景色。ここまで3時間近くかかっていますがそれに見合う景色が広がっていました。天気も最高、紅葉はもう少し先ですが今日はこの景色を見て心底満足してしまいました。
下りはかなり速いペースで降りてきたので午後1時に下山し、ぐるっと車を走らせてパルで汗を流してきました。20000歩、久しぶりの山歩きとしては十分体も動かすことができ、いい場所も見つけられた山歩きになりました。紅葉の季節は混むのかな? 今度はあららぎ高原からも挑戦したいですね。