今日は1月より新たにスタートした津具ロコモ教室(前回ロコモ延長戦として報告したもの)の第2回目が行われました。予想を上回る46人もの方が参加されました。参加者同士の声掛けや診察室での声掛けなどのほか、たまたま買い物途中に別の参加者から「今日教室があるから一緒に行こう!」と声を掛けられそのまま来た方などさまざまですが、地域の人にとってかなり前向きに捉えていただいていることがうれしく思います。
今回よりテーマの設定や参加者間の連絡などは有志(役員)の方にやっていただけることになりました。いよいよ行政主導・医療関係者主導から住民主導へ会が舵を切り替えたのです。
テーマは参加者側で決めることになりました。今までロコモ予防教室として体のこと・運動のことなどが中心のテーマでしたが、聴きたいことを聴きたい人にお願いすることになり、今回は社会福祉協議会さんに、介護保険サービスについてわかりやすく講義をしていただきました。参加者のほとんどはまだサービスを利用することはないのですが、徐々に地域が高齢化していること・高齢者のみの世帯や高齢者単身世帯が増えていることなどからこのテーマが選ばれたようです。
私自身、合併して旧津具村の社協関係者とのつながりはあるのですが、なかなか設楽町のスタッフと会う機会はありません。当然意思疎通も乏しくなります。その中で私にとってもこうやってがんばっている方が向こうにも見えることはとても励みになりました。
私(診療所医師)はその後急患対応で途中席をはずしたのですが、保健師さんの指導のもと体操も元気に行われました。会場が手狭になってきたため次回からは津具総合支所2階大会議室へ場所を移すことになりました。
最期にみんなで歌を歌いました(今日は早春賦・ひなまつり だったとのことです)。みんなで声を出すとみんなで元気になれます。体操は家で続けていただければいいのであって、またこうやってみんなで集まって顔を見て話をして、笑って歌っていく時間を持てることも、この教室の大きな効果だと思います。
役員の皆様、おつかれさまでした。
参加者の皆様、今後も楽しく続けていってください。地域の力として根付くことを心より期待します。
次回は3月14日(水曜日)午後1時半より、場所を津具総合支所2階大会議室に変えて行います。
動ける靴、500mlのペットボトルに水を満たしたものを2本(ダンベル代わりにします)を持ってお越しください。お待ちしております。