初めまして。
碧南市民病院から参りました研修医安藤と申します。
地域医療を学ばさせていただくということで、先々週からの2週間は東栄病院で、今週から1週間はつぐ診療所にて研修させていただいております。
つぐは地形的に盆地であることが特徴で、農作業が盛んに行われています。
宿泊に関しては、みのやさんにお世話になっております。
どの食事もとても美味しく、ついつい沢山食べてしまいます。

ですので、天気が良い日にみのやさんから診療所まで運動がてら歩いてみたりもしました。
やはり、体を動かすことですがすがしい気持ちになりますね。
つぐ診療所に最初おじゃまさせていただいた時に、とても綺麗で清潔感あふれる診療所だなと思いました。
診療所内は木目調であたたかい雰囲気のある造りになっています。
本日でつぐ診療所に来て4日目となりました。
つぐ診療所では主に、外来のお手伝いをさせていただいています。
昨日の午後は保健所で小学生の予防接種をさせていただきました。
昨日は、その他にもイベントがあり、保健士さんによる分かりやすい講義やロコモの体操がありました。
講義はどの菓子パンや弁当が一番カロリーが高いかトーナメント形式でクイズが出題される等、工夫が凝らしてあり、とても楽しく受講させていただきました。
ロコモ体操は実際やってみると非常に良い運動になります。
毎日継続して運動を行うと、丈夫な体になるのも納得です。
ロコモ体操に来ている方々は皆さん笑顔で元気一杯、楽しそうに運動されていました。
このように皆さんが集まって、楽しく体操することは大切ですね。
今後ロコモ体操が広がり、沢山の方に実践していただければ、さらなる地域の活性化につながるのではないかと思います。
このように今週は診療所でのことだけでなく、地域のことに関する行事にも色々と参加させていただくことが出来ました。
院長である高木先生はとてもやさしくて、どうしたら良くなるかと地域の事について常に真剣に考えていらっしゃる医者のかがみの様なすばらしい先生です。
高木先生がおっしゃられた「地域医療とは住民の方々の生活を支えること」というお言葉には、医療について深く考えさせられました。
また、今後医療を継続させていくためには、地域の方々の理解や協力は不可欠であるということも重要な事なんだなあと痛感致しました。
つぐ診療所では医療以外にロコモ体操など、住民の方々の健康を考えた取り組みも多くされています。
実際、診療所に来られる御高齢の方々は元気な方がいっぱいです。
今回地域医療を実際に体験させていただいて、その地域に住まれておられる方の気持ちが少なからず理解出来た気がします。将来的に、今のところ実家にもどる予定でありますので、今回の経験は非常に勉強になりました。自分も地域の方々をサポートすることが出来る医師になれるように頑張りたいと思います。
最後に、診療所の高木先生をはじめ、診療所・保健所のスタッフの方々、地域住民の方々、あたたかく迎えていただいて本当に有難う御座いました。