今までも時折一日単位で研修医の先生を受け入れてきましたが、今週は津具泊り込みで一週間丸まる受け入れています。診療所としても始めての取り組みです。今年度はこのような形で何人かの医師に研修にきていただくことになりました。地域の実情を知っていただくとともにともに診療に当たっていただく、地域のことは地域の現場に出てみないとわかりません、それを知っていただくよい機会だと思います。
地域に研修に来る医師みんなが地域医療に興味があるわけではありませんが、たとえば100人の研修医が来てそのうち1人でも地域医療に興味を持ち将来関っていただくことができれば、将来その医師が赴任する先の地域約2000人が助かることになります。またそこまで行かなくても田舎の人たちの生き様を知った先生が街の病院で待っていてくだされば、田舎の人たちの生活を理解した診療や対応をしていただくことができます。研修医の先生に来ていただくことは地域にとっても計り知れないメリットがあります。
津具の人たちはきっと素直なのだと思いますが、研修医の先生に対しても率直に素直に普段の生活について話をしていただいています。これはその先生にとっても大きな財産になるとともに、その先生が出会うこの先の患者さんのためにも大いに役立つことになります。何も特別なことはなく普段通りに接していただければいいと思うのですが、地域の皆さんにどうか、研修医の先生の受け入れについてまた研修についてご理解とご協力をお願いしたいと思います。
今日はロコモ教室の第4回も開催されました。今日のブログに記事や写真は載せませんが、改めて研修医の先生が記事を乗せてくれると思います。若い感性でどのように記事にされるのでしょうか、みなさんどうか楽しみにしていてください。