今日は津具ロコモ体操教室です。名古屋からの見学者の方も合わせて50人以上が集まりました。
今回の講話は町の栄養士さんに、塩分についての話をしてもらいました。具体的な料理やお菓子などに含まれている塩分についてわかりやすく話をしてくださいました。インスタント食品には塩が多いのはわかっていたつもりですが、カップラーメン1杯で一日の塩分摂取量の半分以上を摂ってしまうとは恐ろしいものがあります。お菓子などに含まれる話も、お孫さんを持つ方々には特にいろいろ考えさせられる内容だったのではないでしょうか。
地域の人の生活をいろいろみている栄養士さんで、指導ポイントは地域住民の実生活にすぐ還元できる的を得た内容が多く、いつも勉強させられます。見習いたいほどの勢いのよい講話で、30分の時間があっという間にすぎてしまいました。
ロコモ予防の体操指導には、今回は足助病院から理学療法士の先生に来ていただきました。
参加者は50人を超え、ダンベル代わりの100本以上のペットボトルが舞いました。
足助病院さんより昨年のロコモ教室から今年の同窓会までの体力測定の結果を頂きました。
伸びているものもあれば横ばいのものもありますが、以前より運動が習慣化されたと答えた方が多いようです。
この結果がどのように地域に還元されていくか、骨折の減少、介護者の減少、医療費の縮小など、長い目で見た評価が必要だと思いますが、きっといい形でつながっていくのではないかと思います。
今回から新しいメニューが教室に加わりました。前回教えていただいたお口の体操です。噛む力・飲み込む力など口や歯は大切です。このメニューを加えるというのも参加者役員の発案です。もう医師は後ろで写真を撮っているだけ、教室は地域のものとして自ら動いています。
最後のハーモニカ隊による合唱は「赤とんぼ」「故郷の空」でした。いつも楽しい時間をありがとうございます。
この会の肝は、診療所医師の勝手な考えですが、自分達で必要と思うことを自分達で考え組み立てて動いていることにあります。町村合併後なかなか地域の元気を取り戻すのが大変ですが、それでも自分達で動けるという自信を、この会は地域に示していると思います。
役員さんたちの細やかな気配り・動き、本当にいつも教えていただくことばかりです。地域の人を合わせ、みんな素直だと思います。こつこつ積み重ねる中で、さらに大きな成果を地域に還元できると思います。
次回のロコモ教室は10月24日(水曜日)午後1時半からです。ダンベル代わりに500mlのペットボトル2本を持ってお越しください。動ける靴でお越しください。
また多くの人で集まりましょう。楽しみです。