半ばドライブのつもりで高山線沿いへ車で出かけたのですが、道沿いの青いのぼりに誘われて飛騨小坂の滝めぐりを歩いてみました。
はるか昔に御嶽山から流れた溶岩流の、ちょうどヘリにある巌立(がんたて)です。硬い溶岩流が川で削られ垂直の壁となり柱状節理が露出しています。いたるところでこの柱状節理が何十mの高さの壁となって川の両側に立ちはだかっています。
巌立から遊歩道を歩くと三ツ滝。渓谷の入り口となる滝です。
素直にこのまま遊歩道を回って帰ればよかったのですが、もう少し奥へと根尾の滝へ・・・。
日本の滝100選にも選ばれた根尾の滝です。巌立から林道を5km入り、そこからは山道2.2kmを歩きます。林道は車では入れますが、勢いでそのまま三ツ滝から歩いてしまいました。実際には林道が長いので車ではいることを強く強くお勧めします(ダートがあるので車高の低い車は大変かもしれません)。
帰りに寄った「あかがねとよ」(上)と「からたに滝」(下)。
巌立から三ツ滝をみてここまで歩くのが、一つのコースのようです。
車で行けばいいところを歩いたため、2万歩以上の歩数がカウントされました。
滝めぐりは遊歩道でも山を歩く服装や靴とそれなりの準備が必要です。歩ける靴で出かけたのでよかったものの、準備も行き当たりばったりで反省点の多い山歩きとなりました。
しかし緑や水音の中をしっかり歩けて、どっぷり自然に浸った時間をすごせました。
小坂の滝めぐりはこちらのホームページに案内があります。とっても詳しく作りこまれています。
⇒小坂の滝めぐり